6月11日ブランマンジェ、そして新メニュー続々大好きな軽井沢へ買い出し旅行に出かけるのに、絶好の季節になってきました。 軽井沢から少し離れたところに、時々行くお気に入りのコーヒー専門店があります。そこでゆっくりコーヒーを飲むのが、日々セカセカと労働している我々にとって何よりの贅沢です。...
5月30日原点に戻るここ最近、コロナによるいろんな制限が緩和され、人々の生活も少しずつ元の調子に戻りつつありますが、食材等の仕入れの支障はまだまだ残っています。業者さんの体制もかなり変わりました。 「やっと普通に営業できる」と安堵したのはほんの一瞬のことで、コロナに加えて気候変動、原油価格の高...
3月31日沼津産いろいろ柑橘のジュレ私の故郷は静岡県沼津市。新鮮な魚で有名な沼津ですが、実は柑橘業も盛んです。私はその「みかん屋」の娘で、三姉妹の次女として生まれ育ちました。我が故郷・沼津市西浦地区は、ほぼすべての家が柑橘業に携わっていて、秋から冬にかけてが繁忙期となります。...
2月20日練馬野菜と新作のパン昨年11月に引越しをしたスーシェフ香田、新居は歩いて2秒でもう埼玉県なのだそうで、8km強の道のりを毎日自転車で通勤しています。 冬だというのに、朝出勤後の香田のTシャツの背中は汗でびっしょりです。でもこれが朝のちょうどいい運動なんだそう。シェフ金子「俺だったら足がつるな」...
2月12日普通のものを、大切に丁寧に「普通のものをちゃんと作る」。我々がサンルスーをオープンしてから約27年、いちばん大切にしてきたことです。 シェフ金子、「俺は自分が食べておいしいと思うものを作る」と言って、自分の中で「違う」と思うことは一切しません。あまりにも頑固で不器用で、一緒にやっているこっちはたまっ...
2月2日幸せのプティポ物語シェフ金子、還暦をすでに数年過ぎ、いい歳をしたオジサンですが、「パフェ」がお好きな模様。パフェを置いている食べ物屋さんに行くと、もれなくご注文。そのときの幸せそうな顔ときたら、私にはあきれることしかできません。 シェフ金子の父は生前、飲食店を営んでいて、ちょっとした宴会など...
2021年10月21日夜更けのフランス回顧録深夜、長い一日の労働が終わると「お疲れさん」のお酒を飲むのがサンルスーのならわし。 でも、緊急事態宣言中はなんだか我々もそんな気持ちにはとてもなれず、仕事の後の一杯を飲むこともなく、潔く解散していました。 しかし、今や宣言も解除となり、店でお客様にお酒をお出しできるようにな...
2021年9月20日厨房から漂う匂い営業再開に向けて、いろいろ仕込みが始まると「あ、今○○○作ってるんだ」と厨房の外にいて知るのは、意外にもその匂いからです。 「匂いがしないと、ステーキなんてゴムみたい」と、コロナに感染して嗅覚障害が残ってしまった人が言っているのをテレビで観ました。「味はともかく、匂いってそ...
2021年9月7日バスチーVS○○○?緊急事態宣言がまたもや延長になりそうですが、シェフ金子「体がなまる」と言って、9月からボチボチと仕込みにかかり始めました。 体が重すぎるので、家ごはんはブランチをやめて、前々から朝食のお決まりだったスムージーに戻し、ここのところ早めに店に出かけるシェフ金子。なんだか私の目を...
2021年8月31日休業中の厨房から緊急事態宣言が延長に延長を重ね、コロナの感染状況もますます深刻になる中、サンルスーも営業をどうするのか、もめにもめた挙句、休業を延長することに決めました。 正直、自分達でも何を選択するのがいちばん正しいのかわからない状況です。ただ、数ヶ月前までは完全に他人事だと思っていたコ...