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プロフィール

登録日: 2020年6月10日

記事 (113)

2026年8月17日4
グラスで、おいしいワインを
今年の夏は、熊本の地震や千葉の豪雨をはじめとして、世界中で起こっている様々な自然災害など、悲しいことが多すぎます。 そして、これも悲しいことに、世の中のすべてのものの値上がりも、勢いづいて止まりません。我々の仕事にとって不可欠の「ワイン」を取り巻く環境も激変してしまいました。 まずはその価格! 入荷するたびに当然のように値上げされていて、数年前の1.5倍なんていうのは今や当たり前のことです。気候変動、円安、輸送費の上昇などの様々な要因が絡み合って、とんでもないことになってしまいました。 「便乗値上げしてるんじゃない?」とすっかり疑い深くなってしまっています。レストランでワインを選ぶときも「えーーーっ? なんでこれがこんなに高いわけ?」と毎回驚いてしまいます。仕事柄、自分が現実を知っているにも関わらず、です。 そして味わい! 激しい気候変動によって、ワインの味も大きく変化しています。我々がこよなく愛するブルゴーニュの赤、ピノ・ノワールなど全くの別物になってしまいました。 「ブルゴーニュのピノ・ノワールって、繊細できちんと酸があるのが特権でしょ? なんでこんなに濃くて酸もなくなっちゃ...

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2026年7月14日3
我が青春のマイケル
6月のある日、話題の映画『マイケル』を観てきました。 閉鎖的な田舎で生まれ育った私にとって、進学のためにやって来た東京は、あまりにも自由で、解放的で、刺激的な場所でした。同じく進学のために上京した高校時代の親友たちと、土曜日の夜は毎週のように渋谷の「ディスコ」に行ったものです(ディスコ……今となっては死語のような言葉ですが、とても懐かしいです)。 目的は、ナンパ(これも死語か?)とかダンスとか、そんな色気のあるものではなく、女性は1500円で、食べ飲み放題でゴハンが食べられることでした。本当に若かりし頃から花より団子、まっしぐらです。初めて知るカクテル、ワインクーラーやカルーアミルク、ソルティドッグなどを飲みながら、すっかり大人の仲間入りをした気分になったものでした。 そのディスコで、マイケル・ジャクソンの「Beat It」や「Billie Jean」がかかると、店内には尋常ではない歓声が沸き起こり、それはそれは盛り上がったものでした。あの異常なほどの活気は、今でも鮮明に覚えています。流行に疎い私は、このディスコでマイケル・ジャクソンの存在を知ったような気がします。...

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2026年6月14日3
32年目も、通ってくださる店に
「キツいのは皆同じだよ」 いつも「どうしよう?」と困り果てている私に、他人事みたいな呑気な言葉が、シェフ金子から返ってきます。 今や日本中、いえ、世界中のすべての人に関わっていることですが、ありとあらゆるものの値上がりがあまりにも凄まじい。本当にこれまで経験したことのない事態に陥っています。もしかしたらコロナ禍より精神的にキツいような気がしています。 店を30年以上やってきて、「売り上げがこれくらいだから、支払いはだいたいこれくらい」という感覚が身についていましたが、請求書を見て「何これ!何か間違ってるんじゃないの?」と驚愕する日々です。 さらに最近の中東情勢の問題から、ますます値上がりに拍車がかかる上に、今まで当たり前に使ってきたものが、当たり前のことのように手に入らなくなったり、何週間も入荷待ちになったり、ということが日常化してきました。 「こんなご時世に、お客様に申し訳ないなぁ」という思いから、なかなか踏み切れずにいましたが、もう、にっちもさっちもいかず、サン ル スーはこの5月に、価格を改定させていただきました。でも、それを遥かに上回る値上がりが襲いかかっていて、今なお、...

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西荻窪(東京都杉並区)のフランス料理店 ビストロ サン ル スー

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