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テリーヌオタクのマスター
シェフ金子、「テリーヌ」が大好きです。作るのも食べるのも、とにかく大好きです。 外食の時、肉系のテリーヌがあると必ず注文します。ここで私はいつも嫌な予感がするわけです。人様の作ったテリーヌを自分なりにいろいろ分析しているようで、普通ならああでもないこうでもないと口に出して言...
2023年4月30日


カウンター席の貴婦人
サンルスーにはカウンター席があります。元来口下手で、お客様と話をするなんて、そんな大それたことなど到底できるはずのないシェフ金子(30年以上相棒を務めている私だって、ほとんどしゃべったことありません)が、なぜわざわざカウンター席を作ったのか? それには深いワケがあるのです。...
2023年4月11日


サンルスーのハーブティー
我々がフランスへ修業に出かけたのは、もう30年以上も前のこと。 ロワール地方のとんでもない田舎で働いていた時、現在は軽井沢でフランス料理店を営んでいる修業仲間(軽井沢の盟友です)と3人で、休日のたびにレストラン巡りをしていました。この経験が、今では我々の宝になっています。...
2023年3月27日


それぞれの休日
シェフ金子、今年になって気持ちに余裕ができたのか、ボチボチとキャンプに出かけ始めました。本人曰く、これを楽しみに辛い年末を乗り切ったのだそう。 一体何がそんなに楽しいのか、私にはちっとも理解できませんが、とにかく嬉しそう。普段は扱いがめっぽう大変なのに、キャンプが近づいてく...
2023年3月19日


マスク生活記
マスクをつける生活が当たり前になってもう3年。 2020年4月に緊急事態宣言が発令され、世の中が一変したあの時、サンルスーも休業を余儀なくされました。そして、それまで考えたこともなかったテイクアウト営業を始め、店が休みの日には合羽橋にテイクアウト用の容器を買いに行くのがお決...
2023年3月11日


悪魔のマカロン
スーシェフ香田、「超」がつく凝り性です。一度スイッチが入るともう止まりません。ここのところのスイッチは「マカロン」です。 お持ち帰り用や食後の小菓子としてお出しするマカロン、毎日毎日、次々と違うものを作り出し、あんまり毎日違うものが登場するので、私を含むサービススタッフが全...
2023年2月22日


地味な人気者、鴨くんサラダ
サンルスーにはさまざまな定番料理がありますが、比較的メニューの下の方に表記されているからでしょうか、案外気づかれていない定番があります。 それが「鴨むね肉の燻製と削ったフォアグラのコンフィ・クレソン・ロケットのサラダ」、略して「鴨くんサラダ」です。...
2023年2月5日


今年はどんなカンジで?
お久しぶりすぎて、すっかり浦島太郎の気分です。 松の内もとうの昔に明けて、今頃何を寝ぼけたことを言ってるのか、というカンジですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします! 昨年末のおせち仕事には、サンルスー一丸となって完全にキャパシティを超え、全くもってやられました。その余波...
2023年1月24日


師走のある日のサンルスー
年末に向かい、まだ一つとして形をなしていないのに、気分だけ焦りまくる毎日です。こういう時はたいてい、何かをやらかしてしまいます。 銀行のATMに行くのが、私の毎朝の出勤時の日課なのですが、ある日、店に着いて一通りのルーティンを済ませ、さて事務処理を、と通帳を探すと、どこにも...
2022年12月2日


盟友の門出
(前話から続く) 我々の西荻の盟友「29」は、果たして店舗をどこに構えるのか……。コロナ禍の真っ只中、思うように動けず、本当に大変だったと思います。でも逆に身動きが取れないからこそ、たっぷりと考える時間があったのかもしれません。...
2022年11月21日


西荻の盟友
もう11年も前のことです。ランチとディナーの営業の合間、仕込み中のサンルスーにひょっこりと見知ったお顔。忘れもしません、「小ざさ」の最中の菓子折を携えて、1組のご夫婦が挨拶に来てくれました。 「近くでイタリア料理のお店を開きます。よろしくお願いします!」...
2022年10月30日


縁起担ぎの当たり棒
暑かった今年の夏、サンルスーでものすごく流行った、というか、ハマってしまったものがあります。 それは、世にも有名な「ガリガリ君」。シェフ金子も私もその存在は知っていましたが、お子さんの食べるものという認識で、一度も食べたことがありませんでした。...
2022年10月13日


ビストロの素晴らしき世界
ビストロ。それは我々にとって特別な意味を持つ、たまらなくいい響きの言葉です。 30年前、夫婦でフランスへ修業の旅に出て、さまざまなお店を食べ歩いて以来、ビストロの世界に完全に魅了されてしまいました。 本当に楽しそうに食べて飲んでおしゃべりをする、ビストロに集う大人たち。ロマ...
2022年10月3日


北陸、食べまくり充電の旅
サンルスーの夏休みは毎年9月。1年で最も楽しみにしているこの休暇に、どこに行こうかあれこれ考えるのは、コロナのため3年ぶりでもあり、本当に楽しいものです。もしかしたら旅行そのものより、ああでもないこうでもないと計画している時が一番楽しいのかもしれません。...
2022年9月18日


とてつもなくビストロっぽい優等生
明るい話でなくて恐縮ですが、値上げと終売の嵐がいっこうに止まりません。コロナ第7波のおかげで売り上げはこざっぱりしたものなのに、支払いときたら1年で最も売り上げの多い12月並みです。 噂によると、年末から年明けにかけてさらに値上げに拍車がかかるとのこと。もういい加減にしてく...
2022年9月6日


サンルスーキャンプ部活動報告
8月の休日、シェフ金子とスーシェフ香田が一緒にキャンプに行ってきました。 昨年4月に愛娘(本当に可愛い!)が誕生してから、育児という重大な任務のため、大好きなキャンプを自粛してきたスーシェフ香田。しかしこのたび、やっと念願のチャンスがやってきました。一緒に行くのは1年半ぶり...
2022年8月21日


ウォーキング後日談
こんなにみっともない話、他にあるでしょうか? 6月半ばにウォーキングを始めたシェフ金子。会う人ごとにウォーキング自慢をし、人生が変わったくらいの大きなことを言っておきながら、始めて1ヶ月ちょっと経ったある日「膝が痛い」と言って、足を引きずり始めました。...
2022年8月10日


それでも前を
7月に入ってから、コロナの感染者が爆発的に増え、我々の仕事にも大きな影響が出ています。2020年の3月、4月に経験した悪夢が再び舞い戻った感じです。 コロナに振り回されるようになってからもう2年半。感染者の増加に比例して、絵に描いたようにご予約のキャンセルが増えるのは予測で...
2022年8月3日


ロワールのキャンピングカー
我々が30年ほど前に赴いた修業の地の一つは、フランスのロワール地方の、それはそれはすごい田舎でした。働いていたのは、いわゆるシャトーレストラン(昔のお城を改装してホテルレストランにしたもの)です。 こちらは繁忙期と閑散期の差が激しく、閑散期には何ともゴージャスな客室を住まい...
2022年7月17日


ライバルはトム・クルーズ
コロナ禍を経験したことによって、人々の生活スタイルが変わったのは本当によく聞く話です。我々のような飲食店は、もしかしたら最も影響を受けた職種の一つかもしれません。 2020年4月、コロナによって生活が一変したとき、とにかく1分たりともじっとしていられないスーシェフ香田が始め...
2022年7月10日
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